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by crystalily

AKURO 悪路  10/19☆ソワレ

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TSミュージカル「AKURO 悪路」を観てきました!
初めての和ものミュージカル、しかも日本オリジナル作品ということで、未知の世界へ飛び込む前のワクワク感と程よい緊張感と共にサンシャイン劇場へ・・・☆

席 → 1階 23列 20番台

1階の最後列だったのですが、席について横を見ると、照明さんや音響さんが準備をしていました。 裏方さんのお仕事を近くで見れてラッキー(^^ゞ
機械がたくさんあって、操作するのはすごく大変そうでした(@_@) 将来自分もこんな機械を触るようになるのかなぁ。。

劇中の照明は色鮮やかだったり、時には舞台全体が炎のように真っ赤になったりと、登場人物の心情をそのまま映し出しているように感じました。
音響は台詞の時と歌の時とで違っていて、歌によってはエコーがかかったり、アンサンブルさんが揃って台詞を言うときには残響をなくして 生声に近い音が劇場に響くといった感じで、情熱的に また時には幻想的に演出されていました。

ここから先、ネタバレ注意!



キャスト(敬称略)

安倍高麿 ・・・ 坂本健児
アケシ(鈴鹿御前) ・・・ 彩輝なお
謎の若者(アテルイ) ・・・ 吉野圭吾
イサシコ(赤毛) ・・・ 駒田一
坂上田村麻呂(田村丸) ・・・ 今拓哉

オタケ ・・・ 平澤智
ヒトカ ・・・ 藤本隆宏
小者の源太 ・・・ 西村直人
ヤイラ ・・・ 川本昭彦
キクリ ・・・ 福永吉洋
アラカオ ・・・ 平野亙
クスコ ・・・ 武智健二
鹿の精霊(アラハバキの使い) ・・・ 藤森真貴


初日だったので、ちょっと堅くなってしまっているように感じる部分もありましたが、 これから回を重ねるにつれて変わってくると思います。
アンサンブルさんのアクロバティックなダンスは圧巻!
衣装も色鮮やかな物あり、野生的な(けっこう露出度の高い;;)物あり、と様々でした。

ストーリーは、坂上田村麻呂 率いる“大和”とアテルイ率いる“蝦夷(えみし)”の物語。
安倍高麿は坂上田村麻呂の命により、蝦夷の隠れ里である「鉄の谷」を探し求める旅に出ます。
高麿は、「鉄の谷の場所を教えよう」と言う謎の若者に連れられて行った先で、大和と蝦夷の壮絶な歴史を知ることになります。

ラストは、坂上田村麻呂と安倍高麿が刀を交えるという衝撃的なシーンで幕を閉じますが、現代に訴えかけるようなメッセージ性のある作品でした。
所々でコミカルな部分もあり、全体的に重くなりすぎず、バランスが取れていたと思います。

とくに印象に残った台詞に、イサシコの「国は土地じゃない、そこに住んでいる人の心だ」というのがあります。
今でも戦争は繰り返され、国境争いなどが絶えない世界を思うと、複雑な気持ちになります。
人間って、本当に昔から変わらないんだなぁ・・・と。

「俺たちは鬼じゃない、俺たちは人間だ!」
この言葉が、観終わった後もすごく心に響きました。

「和」な雰囲気が強く、日本という国を誇りに思える作品だと思います。


キャスト別の感想。

坂元さんの声はホントに凄いです!! 何と言ったらいいんでしょうか。。 “魂の叫び”みたいな、尋常じゃないパワーを感じます。
 
今さんは、表情のある声ですね。 ラストで高麿に刀を向けるシーンは、切なすぎました(> <。

結局は蝦夷の味方のような形になってしまった高麿に対して「裏切られた!」と思い、刀を向けることになった田村麻呂の気持ちも理解できるし、大和と蝦夷の歴史を知って蝦夷を攻撃することができなくなった高麿の気持ちも分かります。
ラストシーンは本当にいろんな思いが過ぎりました。

駒田さんは、歌を久しぶりに聴けて、しかも普通の人間で。(クコールは完璧に人相違ってましたから 笑) いやー、いい味出していらっしゃいました!
台詞なしで舞台に立ってるだけで “芝居”になっていました。 これって、誰でもできることじゃないですよね。
クコールもそうでしたが、イサシコもやっぱり駒田さんだからこその存在感だったと思います☆彡

吉野さん(*>v<*) 最初のシーンで、舞台の真ん中で「♪むかーし、むかし♪」(だっけ? 記憶曖昧^^;)と歌うところがカッコいい~~!!
二幕は狂言回しみたいな存在で さりげなく舞台上にいたりするんですが、オペラグラスで表情を観ていたら、とっても表情が豊かでよかったですっ。
素敵だぁーーー(叫)

カテコは5~6回でした♪
演奏の方も舞台に出てきて、駒田さんに「AKURO交響楽団の皆さんです!」と紹介されていました(^^ゞ “東宝MC担当”の駒田さん、TSでも司会者やってました(笑)
大喝采の中、「AKURO 悪路」初日は幕を閉じました。
リピしたいです! でも、10日間という短い公演期間なので、ハイライト版のDVDで楽しみたいと思います。 

また素晴らしい作品に出会えたことに感謝です!
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by crystalily | 2006-10-20 12:02 | Play